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AR スタンプラリー 特徴 メリット 事例紹介
活用方法
2024.11.28

【事例紹介】ARを使ったスタンプラリーの特徴やメリット

スタンプラリーといえば紙とスタンプを使用した方法がスタンダードですが、近年ではデジタルスタンプラリーや、ARを使ったスタンプラリーなどをよく目にするようになってきました。
本記事ではARを使ったスタンプラリーの使用方法、特徴やデメリットの説明、実際に活用された事例などを紹介します。

ARのスタンプラリーとは?

ARのスタンプラリーとは、携帯端末上でスタンプをためることができるデジタルスタンプラリーです。
従来の紙タイプのスタンプラリーと同じく指定された場所を巡ってスタンプをためます。集めたスタンプに応じて景品が用意されている場合もあります。

ARのスタンプラリーの使い方

ARのスタンプラリーの使い方

ARのスタンプラリーの使い方はとても簡単です。
指定された場所に設置された二次元バーコードやARマーカーをスマートフォンのカメラで読み取るだけで画面上にスタンプがたまっていきます。

なお、ARのスタンプラリーに参加するためには、「アプリ」や「Web AR」を使用します。
「アプリ」の場合、スマートフォンなどの携帯端末へ専用のアプリをダウンロードする必要があります。一方、「Web AR」の場合はウェブページから参加することができるため、専用アプリのダウンロードは不要です。

ARを使ったスタンプラリーの特徴・メリット

一般的な紙のスタンプラリーと比較した、ARのスタンプラリーの特徴やメリットを紹介します。

費用や人件費の削減

ARのスタンプラリーはスマホさえあれば誰でも参加できます。
そのため紙のスタンプラリーに必要なスタンプや台紙、スタンプ台などの大掛かりな準備が不要です。印刷代や備品代のほか、設置やチェックなどにかかる人件費も抑えることができます。

回遊・周遊施策、顧客満足度向上

AR スタンプラリー 回遊施策向上 周遊施策向上 顧客満足度向上 遊園地 テーマパーク 商業施設 観光地

観光地や商業施設、イベントなど、広い会場を細部まで見てもらえるための施策としてARのスタンプラリーは効果的です。
例えば、ショッピングモール内の新店舗や催し物コーナーなど、顧客を呼び込みたい場所にスタンプを指定すれば回遊・周遊率が向上します。また、観光地のスタンプ場所に歴史の解説などを表示させれば、滞在時間や顧客満足度の向上にもつなげることができます。

インバウンド対策に効果的

AR スタンプラリー インバウンド 観光 多言語対応 コスト削減

近年、アジアや欧米などあらゆる国から観光客が訪れるようになりました。
訪日外国人向けにもスタンプラリーを実施する場合は多言語対応が必要になります。紙を使用する場合は多数の言語に対応したポスターや台紙が必要になるため、事前準備などの時間や人件費、印刷代などのコストが増していきます。
しかしARを使ったスタンプラリーではWebやアプリで対応するだけなので、容易かつコストも削減できます。

課題に応じた柔軟な企画が実施できる

ARならではの機能を使うことができるので、迫力のある3Dを表示させたりARクイズを出題するなど、課題に合わせたさまざまな企画が可能です。
キャラクターを活用したイベントではARフォトフレームやARパネルと組み合わせてリッチな演出を行う、リピーターを増やしたいという課題がある場合にはスタンプコンプリート特典として割引券を配布する等々、企画次第で課題解決に活用できます。

ARを使ったスタンプラリーのデメリット

ここまではARを使ったスタンプラリーの特徴やメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリット(欠点)もあります。

専用アプリを利用するスタンプラリーの場合は事前にダウンロードしておく必要があるため、スマートフォンに不慣れなお年寄りや子どもにはあまり向いていません。
さらに、推奨環境以外で正しく動作しない場合があるため、アプリに対応したデバイスを用意しなければならなかったり、通信環境によってはダウンロードに時間がかかるなど、スタンプラリーに参加するハードルは上がってしまいます。

なお、AR Worksでは通常のウェブブラウザを利用する「Web AR」で提供しており、アプリのダウンロードをする必要はないため、参加のハードルは低くなります。

ARを使ったスタンプラリーの種類

ARのスタンプラリーにはさまざまなタイプがあり、用途に合わせて使い分けることができます。

二次元バーコード・マーカー型

AR 二次元バーコード ARマーカー QRコード

二次元バーコードやARマーカーを使用した一番スタンダードなタイプのスタンプラリーです。
スマートフォンのカメラを起動してコードを読み取ることでスタンプをためることができます。

イメージトラッキング型

AR アサヒビール イメージトラッキング ASAHI Happy Project アンケート
アサヒビールの事例)缶をトラッキングすると画像とアンケートへの遷移が表示される

イメージトラッキングとはイラストやロゴなどの対象物をマーカーとして認識できる技術で、対象物をスマートフォンで読み取るとARを表示できます。
ARマーカーの代わりにキャラクターのイラストやロゴをスポットとして指定すれば、参加者にスポットを探したり会場を巡ったりする楽しさを味わってもらえることができます。その場所ならではのスタンプラリーを開催することが可能です。

▼参考例

タッチ型

AR タッチAR Touch ステッカー アクリルパネル アクリルキーホルダー アクリルスタンド アクスタ アクキー グッズ

AR Worksで提供している「タッチAR」を活用したスタンプラリーで、ステッカーやアクリルパネルをスマホでタッチするだけでARが起動します。
カメラを起動せずにスタンプがためられるため、参加のハードルも低くなります。

GPS型

AR スタンプラリー GPS機能 GPS 位置情報

GPS型のスタンプラリーは、携帯端末で現在位置を特定するGPS機能と連動し、設定したエリア外でARマーカーを読み込んでもスタンプが取得できない仕組みになっています。
スタンプラリー参加者は指定の場所まで行く必要があるため、観光や地域創生施策などに最適です。

ARを使ったスタンプラリーの活用事例

実際にARのスタンプラリーを活用した具体例を紹介します。

クイズと組み合わせた「世界遺産・富岡製糸場」のスタンプラリー

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群馬県富岡市にある「世界遺産・富岡製糸場」で開催のクイズAR形式のラリーです。
場内の各スポットに設置されているマーカーからARクイズにチャレンジし、全問正解するとオリジナルグッズとオリジナルARがプレゼントされるという企画です。
スタンプラリーとクイズを組み合わせることにより、回遊率や来場者の満足度向上を促進する仕組みとなっています。

▼出典

楽しく歴史が学べる「台場公園史跡巡り」のスタンプラリー

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東京都港区にある「台場公園」で開催の、ARを使ったスタンプラリーです。
公園内に設置されたマーカーをスマートフォンで読み取ると史跡の歴史が表示され、スタンプを集めることができます。
スタンプを全部集めると記念品がプレゼントされるという、史跡の歴史を楽しく学べるスタンプラリーです。

▼出典

店舗周遊を促進する「ビックカメラ渋谷東口店」のスタンプラリー

AR スタンプラリー ビックカメラ 渋谷東口店 抽選会 ガラポン 店舗周遊促進 商品プロモーション

東京都渋谷区にある家電量販店「ビックカメラ渋谷東口店」で開催されたARのスタンプラリーです。
店舗内に設置されたチェックポイントを巡ってスタンプを集めます。
集めたスタンプ数に応じてガラポン抽選会に参加することができるという、店舗周遊の促進や商品プロモーションにぴったりな施策です。

▼出典

「Stray Kids」の展示会で開催されたスタンプラリー

ボーイズグループ「Stray Kids(スキズ)」の展示会『Stray Kids JAPAN SEASON’S GREETINGS 2025 MUSEUM』で開催されたARのスタンプラリーです。
参加者は専用アプリを使用し、各会場にあるチェックポイントを探してスタンプを取得します。
2会場でスタンプを集めるとボイスメッセージを聴くことが出来るという、ファンマーケティング向けの施策です。

▼出典:

北海道をまるごと使った「ゴールデンカムイ」のスタンプラリー

コミックが原作のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」は舞台となった北海道を巡るARのスタンプラリーを開催しました。
北海道内の各地エリアに設置されたチェックインスポットから専用アプリを使ってARキャラクターを入手することができ、入手したキャラクターと風景を合わせたAR撮影が可能になります。北海道をまるごと使ったスタンプラリーは話題になりました。
作品の舞台を巡る「聖地巡礼」はファンマーケティングに最適なうえ、地域振興や観光促進にもつなげることができます。

▼出典:https://kamuy-anime.com/news/index04550000.html

ARを使ったスタンプラリーの活用方法

ARのスタンプラリーに最適な活用シーンをご紹介します。

地方創生・観光促進・インバウンドに利用

AR スタンプラリー 地方創生 観光促進 インバウンド 歴史 建造物 再現 エコツーリズム

ARは歴史的な場面や建造物を再現することに長けているため、現地に訪れた人だけの「観光体験」を提供することが可能です。スタンプを取得すると現在の景色に古代の建造物を重ね合わせて写真が撮れたり、文化や歴史の解説を表示させるような仕掛けを組み込むことで、その地域ならではの魅力を味わってもらうことができます。多言語対応も容易であるため、来訪者の国籍に関わらず回遊率や満足度向上の企画を実施することも可能です。

また、紙のスタンプを使わないため、近年注目されているエコツーリズムにも配慮した観光を促進できます。

記念イベント・エンタメイベント

AR スタンプラリー 記念イベント エンタメイベント エンターテインメント ファンエンゲージメント アイドル キャラクター SNS 話題性 音楽フェス テーマパーク アニメイベント

ARを使ったスタンプラリーはエンターテインメントとの相性が良く、またファンエンゲージメントを高める仕掛けに効果的です。アイドルやキャラクターと一緒に写真が撮れるフォトラリー形式や、限定グッズをコンプリート特典にすることでファン満足度向上やコンテンツ・ブランドへの関心を深めることができます。SNSとの連携も容易なので、シェアを促す仕組みを入れれば話題性を作ることもできます。音楽フェス、テーマパーク、アニメイベントなど、さまざまな分野のファンマーケティングに効果的です。

▼参考例

商業施設・ショッピングモール

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ARを使ったスタンプラリーを商業施設で開催する場合は、特にファミリー層や若年層への効果が期待できます。ゲーム感覚で参加できるスタンプラリーに子どもや若い世代向きのARコンテンツをプラスすることで、デジタルネイティブ世代の集客に役立ちます。施設内の回遊率向上や新店舗の宣伝、地域貢献の促進などに効果的です。

また、ARを使ったスタンプラリーでは紙のスタンプラリーではできなかった数値分析が可能です。スタンプラリーを利用した日付や時間帯、人数などが分析できるので、今後のマーケティングにも役立てることができます。

AR Worksなら簡単にARのスタンプラリーを実施できます

ARを使ったスタンプラリーに興味を持っても、企画や制作会社とのやりとりなどを考えるとためらってしまうのではないでしょうか。
AR Worksなら手間と費用を抑えた開催が可能です。

AR専門の制作チームが全力でサポート

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AR WorksはARの制作実績が豊富な専門チームがサポートいたします。「依頼されたものを作って終わり」ではなく、企画から制作、納品まで一貫して対応します。
さまざまな業種のお客さまへARを使ったスタンプラリーを提供してきた経験があるため、課題やお悩みに沿ったオーダーメイドな提案をいたします。

アプリ不要でARが体験できる

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AR Worksはウェブブラウザで体験できるARを提供しているため、専用アプリを事前ダウンロードする面倒がありません。
誰でも簡単にARを体験することができるため、幅広い層にリーチする企画が実現します。

オリジナルとテンプレートを選べる

AR Worksのスタンプラリーは「オリジナル」と「テンプレート」の2種類から選ぶことができます。
「オリジナル」はお客さまの要望を受け、デザインを一から制作するパターンです。リッチな体験を提供することができるため、ブランディングに力を入れたい場合や大きなイベントなどにおすすめです。
「テンプレート」は汎用的なデザインに素材をはめ込むシンプルなパターンです。「オリジナル」と比べて納期や価格を抑えることができるので、ARのスタンプラリーを気軽にはじめたい場合や複数の期間・場所で開催したい場合におすすめです。

また、オプションとしてポスターやフライヤー、キャンペーンサイト制作なども行っています。

ARのスタンプラリーまとめ

成果につながりやすいARのスタンプラリーはプロモーションにおすすめ

ARのスタンプラリーは、昔から親しまれている「スタンプラリー」と「デジタル技術」を組み合わせた、効果的なマーケティング手法として注目されています。紙のスタンプラリーとは違い、紙やスタンプ、スタンプ台などの準備が不要なので手軽に始めることが可能です。
利用シーンも幅広く、観光地や商業施設、イベントなどあらゆる場面で実施できます。課題に合わせた柔軟性の高い企画を行うことで、長期的なプロモーションとしても活用できます。さらに、SNSでもシェアしやすく、口コミの拡散も従来より容易となりました。

回遊率や滞在時間、商品・ブランドの認知向上などでお悩みの方は、新たな企画の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?

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回遊・周遊施策やSNSバズ促進、ゲーム性を強化した企画など、ARを使ったスタンプラリーの活用事例をまとめました。
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WRITING Mine

AR Worksで企画やライティングなどを担当しているWEBディレクター。前職はゲームプランナーで、企画、進行管理、数値分析、カスタマーサポートなどを幅広く担当。

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